Webライターが快適にライティングするための便利なツール・サービスまとめ

こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらはWebライティングに関する全10回のシリーズ記事です。 さて、Webライターの皆さんは、Webライティングで必要となるスキルやテクニックなど“直接的”な知識について、日々勉強していることと思います。 しかし、Webで記事を書く上で、あると便利なツールやサービスについては、意外に知らないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、Webライターにとって“間接的”に役に立つ、基本的なツールやサービスの情報について紹介してみたいと思います。 正直「そんなの知ってるよ」というものばかりかもしれません。だからこそ、もし知らないツールやサービスがあれば、ぜひ一度試してみてください。効率化や新しい方法を発見できるかもしれませんよ! ▼目次 最初に知っておきたい文章作成支援ツール 必ず押さえておきたいクラウドサービス あるとうれいしいプラスアルファのグッズ 就業環境を大切にしよう 1. 最初に知っておきたい文章作成支援ツール Webライティングは、Web上で原稿を作成し入稿するというお仕事。極端な話、ネットにつながる環境とパソコンさえあれば、他に何もなくてもひと通りの仕事はできます。 しかし、パソコンに標準搭載されているツールだけで文章を作成するのは、実は非常に効率が悪いのです。そこで、文章作成を支援するためのツールのうち、まずは絶対に知っておくべきものについて紹介していきたいと思います。 1. 文字数カウントツール どんな原稿であっても、最低限考慮しなければいけないのが文字数です。 字数の過不足についての最終的な確認はもちろん、原稿作成の途中の段階でも「このボリュームで最後まで書いてしまって大丈夫か?」というチェックは必須となります。 その際に便利なのが、文字数を自動カウントしてくれるツール。Web上には文字数はもちろん、行数や段落数、バイト数などまでカウントしてくれる無料のツールがたくさん公開されています。ぜひ活用してみましょう。 文字数カウンターBiglobe http://www2u.biglobe.ne.jp/~yuichi/rest/strcount.html 【文字数カウント】ーODN http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm 2. 文章校正支援ツール Webライティングの作業は基本的に1人でおこなうため、表記のユレや誤字・脱字といった“間違い”に自分では気づけないことが多々あります。 もちろん媒体に掲載する記事原稿の場合、媒体側の編集者がチェックをしてくれますが、プロとして原稿を納品する以上はできるだけ完成度を高めて入稿したいですよね。 自身でのチェックの際に便利なのが、文章校正を自動でおこなってくれるツール。 但し文章表現や漢字には(書き手側の)色んな用途や狙いがあるので、校正ツールは万能というわけにはいきません。あくまでも“1つの参考意見”として、自身での二重チェックの際に活用してみましょう。 日本語文章校正ツール http://www.japaneseproofreader.com/ 3. 日本語入力支援ツール 各パソコンには「IME」と呼ばれる“日本語を入力するためのかな漢字変換システム”が標準で搭載されています。 そのおかげで、どんなパソコンでも日本語が入力できるわけですが、残念ながら変換の精度は低いというのが現状です。 皆さんも日頃から「そうじゃないよ!」という漢字変換ばかり提示されてしまい、ストレスを感じているかもしれませんね。 文章入力の効率が落ちたり、誤字・脱字が増える大きな原因の1つと言えるでしょう。だからこそおススメしたいのが、有料の日本語入力支援ツールの導入。 有料のものがほとんどですから、「日本語の変換機能」にお金を払うのは正直抵抗があるかもしれません。しかしWebライターという文章で稼ぐプロだからこそ、スムーズな文章入力による作業効率アップは重要ではないでしょうか。 ATOK 日本語入力支援ツールの定番。文章の流れに応じ、長文や話し言葉もスムーズに変換。類似語提示や辞書、誤表現の指摘といった機能も充実しています。 http://www.atok.com/products/index.html 2. 必ず押さえておきたいクラウドサービス 複数のパソコンやモバイル機器から、常に同じ情報にアクセスできるクラウドサービス。 外出先でのライティングや取材、ちょっとした思いつきのメモなど、あらゆるシーンで文章や素材をいつでも最新版に更新できます。 ここでは、既にお馴染みすぎる2つのサービスを紹介しておきます。もし名前は知っているけど使っていないという人がいれば、ぜひ使ってください。便利ですよ! a. Evernote クラウド上に、文書や画像はもちろん、音声やWebページなどあらゆる形式のファイルをノートとして保存できるサービスが『Evernote』。 複数のノートを一括で管理できる“ノートブック”という機能があるので、記事ごとに必要となる資料をまとめて保存しておくと便利です。全てにインデックスが作られるので、検索も簡単にすることができます。 またGoogle Chromeの拡張機能として、『Evernote Web クリッパー』というものがあるので、あわせてインストールしておきましょう。 こちらには「簡易記事の作成」という機能があり、これを設定しておけばWebページ内の余計な装飾や広告を取り去って、必要な記事と図版だけを表示させることができます。 […]